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▼ジャムの味の決め手は「昔ながらの品種」

70年以上前に海外で開発された野生種に近い品種をブレンドして使用。昔ながらの品種は、昨今主流となっている改良品種よりも酸味が効いていて濃い味わいが特徴です。また、加工する際は、熱伝導率が最も高い銅鍋を使用。調理時間を可能な限り短縮することによって果実本来の香りを瓶の中に閉じ込めています。

2021年4月、「CASSIS CASSIS CASSIS JAM 」が品評会「野菜ソムリエサミット2021加工品部門」で銀賞を受賞しました!「野菜ソムリエサミット」は、全国各地の青果物・加工品を、東京の野菜ソムリエが「美味しさ」を絶対軸に評する品評会です。

審査員コメント

・ 濃厚でインパクトのある大人の味。

・甘みもと酸味も旨味もある深い味わい。

・後から香りがガツンとくる。

↓商品の詳しい特徴を記載したブログです。

AI化が進む今、なぜ手作業にこだわるのか

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というわけで、↑写真にあるように、今回のブログ記事のテーマは「人間の手」です。(この写真は、知り合いが娘さんと一緒にウチの畑に遊びに来た際に撮ったもの。かなり気に入ってます☆)

何を隠そう、僕は人間の手が大好きな「手フェチ」です(女性の手に欲情するという意味ではありません(笑))。初めましての人とお会いする時は、必ずその人の手を見ます(怪しいヤツに思われてたりして💦)。うまく表現できませんが、手を見ると、その人の人と也やそれまでの人生の軌跡を感じ取れるような気がするんですよね。

モノを作ったり、楽器を奏でたり、道具を使いこなしたり。人間の手の動きって本当に面白いし、神秘的だなあと思います。そして、当然、ウチで栽培しているベリー類も、出面さんたちと僕とで、大切に、丁寧に、手作業で一粒ずつ収穫して、出荷しています。

ベリー類全般は欧米原産の食べ物ですが、中世時代から20世紀後半くらいまでは、手で収穫するのが当たり前でした。だけど、AI化がどんどん進んでいる今の時代、世界的に見ると、ベリー類は機械で収穫するのが当たり前になってきています。

日本のベリー栽培農家で、機械を使って収穫しているところは恐らくないと思いますが(大規模な農園だと、選別作業は機械でやっています)、ブルーベリー・カシス・ラズベリーなどのベリー類を多く栽培している海外諸国(フランス、イギリス、アメリカ、チリ、ニュージーランドなど)では、日本の何十倍も広い面積で株を栽培して、機械で一気に収穫して海外に輸出しています。

↑カシスを収穫する最新式のトラクター。こんな感じで枝を揺らして実を落とし、中でふるいにかけて自動的に選別します。

↑こちらはブルーベリーを収穫する最新式のトラクター。1台で、ちょっとした家が一軒買えるくらいの値段(笑 日本とはスケールが違います。

なぜ日本では機械を使わず、海外ではガンガン使っているのかというと、それは、日本の一般的な畑の作付け面積に比べて、海外の作付け面積がケタ違いに大きいから。日本のように国土が狭くて農地の値段が高い国では、苗を植えつけることのできる畑の面積が自ずと小さくなっちゃうんです。(日本で一番規模の大きいベリー園が10haくらいなのに対して、アメリカ最大規模のベリー園が100haくらいあるので、その差は歴然です)

 

だから、日本のベリー園では、高い機械をローンを組んで買っても、ペイするのに長い年月がかかってしまい、全然採算が合わないんです。それに対して、アメリカやニュージーランドなどでは、山を丸ごと買って、大量の苗を植えて商売をしているツワモノの生産者もいます。それくらい広い面積で大量に作って大量に輸出すれば、高いトラクター代もあっという間にペイできちゃうってわけです。

ココからは当園の話。「こういう状況の中にあって、自分の商品にはどんな付加価値を付ければいいんだろう?どうすれば、自分にしか作れない商品を生み出せるんだろう?」と、自分なりに考えてみたんですが、なかなか答えが出ないんで、「AI化」をキーワードにネットで本を探して、めぼしいやつを片っ端から購入して読んでみました。

 

それで、だいたいどの本にも書かれていたのが、「機械が唯一再現できないのは人間の手の動き」だということ。これを知って、ピンときたんです!「じゃあ、人間の手じゃないと作れないものを作ろう!」と。

 

そんなわけで、当園では、昨今主流となっている改良品種よりもずっと前に開発された、昔ながらの品種を育てています。昔ながらの品種は皮が柔らかいので機械での収穫には向きませんが、その分酸味が効いていて、味が濃いのが特徴です。(ブルーベリーは1960年代にアメリカで開発された「パトリオット」と「ランコーカス」を中心に厳選した古参品種数種をブレンドして出荷。カシスは、野生に近い「ボールドウィン」のみを栽培しています)

 

それと、普通、海外では、株全体の実が完熟するのを待ってから機械を入れて収穫するんですが、なんせ実が熟れきってるんで、味がボケてて美味しくないんですよね。そこで、当園では、ひとつひとつの実の熟し具合を見極めながら、完熟果7対未熟果3くらいの割合で収穫するようにしています。(これは自分で編み出した収穫方法なんですが、僕はこれを「早摘み」と呼んでいます)。こうすることにより、酸味が適度に効いた、豊かな香りのジャムを作ることができるんです。

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↑こんな感じで、ウチが出荷しているベリーには、赤い未熟果が少量混ざっています。

 

こういう繊細な作業って、機械ではまずできません。人間の手だからこそ作り出せる価値だと自分では思ってます。完熟果と未熟果を選んで、バランスを考えながら収穫するのって物凄い手間のかかる作業なんですが、どうせなら思いっきり手間をかけて作ろう!ということで、摘み手の皆さんにも協力してもらって、徹底した品質管理を行っています。

やっぱり、良いものを作ろうとすると、どうしても手間がかかっちゃうんですよね😥 だけど、良いものを作ってお客様に喜んでいただけるなら、どれだけ手間がかかろうと一向に構わない、というのが僕のモノづくりに対するスタンスです。

 

そして、お客様には、こういったこだわりを知っていただいて、きちんと納得した上で商品をご購入いただきたいんですよね。ただ、何となく食べて「美味しかった~」で終わってしまうのは勿体ないので。

 

これからも「人間の手」だからこそ生み出せる価値を追求していきたいと考えていますので、暖かく見守っていただければ幸いです。あと、時々、ブログの方も覗きに来ていただけると嬉しいです★

 

というわけで、今日はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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ブルーベリーといえば、今や日本でも誰もが知っているメジャーな果物として認知されるようになりましたが、実は実だけでなく、その葉にも高い利用価値があることは恐らくほとんど知られていないと思います。

かくいう僕自身も、ベリー栽培農家として就農してから8年目くらいまでは葉を利用できるなんて全く知らず、パートナーのひらめきをきっかけに効果効能などについて調べるようになりました。

今回の記事では、ブルーベリーの葉に含まれる驚きの栄養価についてご紹介すると同時に、生産過程の様子や、私たちがブルーベリーの葉のリーフティーやハーブソルトを商品化するに至ったストーリーについてお伝えしたいと思います。是非最後まで読んでいってくださいね。

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↑こちらが夏の収穫期に撮影したブルーベリーの葉の写真。

一枚あたりの大きさは手の平より一回り小さいくらいで、鮮やかなが緑色が特徴です。

 

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​↑オンシーズンは株全体から新しい枝(シュート)が次々生えてくるのですが、シュートから採取できる若葉が特に香り高いため、このように丁寧に見極めながら手作業で収穫しています。

 

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収穫を終えたら、次にドームテントの中に持っていって、3日間ほどかけてゆっくり乾燥させて完成。もちろん農薬・除草剤・化学肥料は一切不使用。自然の恵みをたっぷり受けて育った安心・安全なリーフティーをお楽しみいただけます。

元々美容関係の仕事をしていた僕のパートナー(現在は函館市内でRomioRiというエシカルブランドをやってます)はハーブティーなどの健康飲料に対する造詣が深く、「カシスの葉をお茶にしたら美味しいのでは?」と思いついたのがそもそもの始まりでした。

海外のサイトを調べているうちに、カシスの葉を用いた「ロヒサレンヨーマ」というフィンランドの伝統的な健康飲料があることを知り、肌の炎症やアレルギー症状を緩和するために愛飲されていたという記述を発見。

そこから「同じベリー類ならブルーベリーの葉にも高い効能があるはず!」と考え色々な海外のサイトを調べてみたのですが、たくさんの有用な情報を得ることができました。

まず紀元に関してですが、ブルーベリーは古くから北アメリカに自生していた植物で、特に葉を用いたハーブティーは多岐にわたる効果を持つことから、ネイティブ・アメリカンから「神聖な飲み物」として崇められていました。現在のように発達した医療施設や薬がなかった当時、彼らにとって、癌・脳腫瘍・白内障といった不治の病を未然に防ぐ手伝いをしてくれるブルーベリーの葉は、何にも代えがたい貴重な健康資源だったんです。

現在でもブルーベリーの葉のハーブティーは欧米をはじめとする海外諸国で親しまれていて、フルーティーな香りと爽やかな酸味に定評があり、女性ウケのする商品としてプレゼントにも利用されているそう。ただ、海外のベリー園の多くは日本のそれとは比べ物にならないほど広大なので農薬や除草剤を使用しているケースが多く、安心して飲むことのできるブルーベリーの葉はそれほど市場に出回っていないみたいです。

​海外のサイトで見つけた主な効果には以下のようなものがあります。(アメリカ各地の大学や研究機関が発見しているものなので信憑性は高いと思いますが、効果には個人差があり、また症状の改善を保証するものではありません。予めご了承ください)

・免疫力アップ

・抗酸化(アンチエイジング)作用​

・利尿作用

血圧の上昇抑制

・全身の血流の促進

・眼精疲労の回復

・アレルギー症状の緩和

・生理痛やPMS(月経前症候群)の緩和

​それと、ハウレット農園では野生に近い昔ながらの希少な品種を育てているため、その栄養価を数値化したいと思い、東京メディカル青果物研究所という研究機関に検体を送って検査してもらいました。その結果として送られてきた書類がこちらです↓

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特に注目していただきたいのが抗酸化力とビタミンCがの数値(赤字)で、一般的な生ブルーベリーと比べて、抗酸化力が40.4倍ビタミンCが23.8倍と、非常に高い値が検出されました。

海外のサイトで見つけたどの文献にも、ブルーベリーの葉は実に対してだいたい10倍程度の栄養価を含んでいる(それでも十分に高い数値ですが)と書いてあったので、この結果には驚きました。

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現在展開している商品はふたつあって、ひとつは、乾燥させた葉を砕いてそのままパック詰めし缶に入れたこちらの「古参品種ブルーベリーの葉」。長時間お湯に入れておいても渋みや苦味が出ず、さっぱりとした酸味とフルーティーな香りをお楽しみいただけます。香りが微妙に異なる複数の品種をバランス良くブレンドしているので、味わいにも深みがあります。

20g入と35g入の2サイズがあり、毎日2gぐらい(コップ一杯分)摂取すれば、体の免疫力を高めてくれるとともにアンチエイジング効果を得ることもできます。

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もうひとつは、豊富な栄養価を余すところなく効率的に摂取できるうよにとパートナーが開発したこちらのハーブソルト。細かく砕いたブルーベリーの葉をフランス産の海塩とブレンドしました。​味にクセがないので、和・洋・中と様々な料理にお使いいただけます。

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特にオススメなのは、↑のような豪快な肉料理にアクセントとしてお使いいただく使い方。緑茶と梅干しの中間のような爽やかな香りが肉の旨味を最大限に引き立て​ます。季節の素材を使ったパスタにも合いますので是非お試しを!

医療の在り方が大きく変わろうとしている今、病気になってから対策を講じるのではなく、日頃の食生活や習慣を見直して病気を未然に防ぐ予防医療が注目を浴びています。ネイティブ・アメリカンの人たちがブルーベリーの葉を用いて健康的な生活を送っていたように、昔のやり方に立ち返ることもこれからの時代は特に重要になってくるのかもしれません。是非、普段の生活に取り入れてみてくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

​↓ネットショップ(BASE)

https://howlettfarm.thebase.in/