ドローンで圃場の写真を撮ってもらいました!―「忘れちゃならない根っこの力」の話―

道央で発生した地震に端を発する北海道全域停電が復旧してから、今日で早1週間あまり。被害の大きかった地域の皆様の心中、察するに余りあります。北海道は台風もあまり来ないし、地震も少ないので、すっかり油断していましたが、予想外の事態に対する日頃からの備えがいかに大切かを痛感した2日間でした。 さて、最近は道南の気候もすっかり秋めいてきて、夜間はグッと冷え込むようになってきました。停電であれこれと対応に追われていても、季節はこちらの都合などお構いなしに、あっという間に過ぎていきます。というわけで、電気が復旧してホッとするのも束の間、雪が積もるまでに終わらせなければならない作業がたくさんあるので、復旧の翌日からは早速仕事を再開してました☆ 果樹栽培の場合、収穫期が終わる8月末から雪が積もる12月初旬までの4か月間あまりは、苗の植え付けの準備や剪定など、将来に向けての投資を行うとても大事な期間です。だけど、リンゴにしろ、ブドウにしろ、サクランボにしろ、ブルーベリーにしろ、果樹栽培って、何かと収穫作業ばかりが注目されがち。だから、収穫期以外は何やってるの?ってよく聞かれるんですが、もちろん、既述したように、やることはたくさんあります💪 そこで、この記事では、年間を通してどんな作業を行っているのか、そして、どういう工程で苗の植え付けを行っているのかを紹介してみたいと思います☆ まずは、当園の現在の状況を簡単にご紹介!↑が畑の一部を上空から撮影した写真です。(先日、通販サイトを運営されている取引先の方がわざわざ畑に来てくださって、ドローンで写真を撮ってくださいました!) ここは、今ちょうどブル

9月6日・7日の北海道全域停電について

この記事では、9月6日に起きた、道央での地震をきっかけとした北海道全域停電について振り返ってみたいと思います。 地震が発生したのは6日の午前3時頃。自宅がある七飯町はそれほど揺れませんでしたが、ほどなくして停電に。翌朝になっても電気が復旧しないので、とりあえず隣町の北斗市にある自分の畑に車で向かいました。 畑に着いて作業小屋の電気をつけても反応せず、ここで始めてネットの情報を確認。北海道全域が停電していることを知りました。自宅には、今年収穫したベリーの一部・合計約300キロ(残りの大半の在庫は函館市内の業者さんに預けているので、そちらは大丈夫でした)を保存している業務用冷凍庫が4台あり、停電によって全て停止状態に。その時点では復旧の目途が立っていなかったので、長丁場を覚悟して、急いで自宅に戻りました。 それから、すぐに函館三育小学校の校長先生に電話して延長をコードをお借りし、とりあえず初日は家の屋根に設置してある非常用のソーラーパネルで電力をまかなっていたものの、停電2日目のお昼過ぎから急に天候が悪化して全く発電できない状況に。(まさかここまで停電が長引くとは思っていなかったので、ソーラーパネルが発電しなくなってからは絶望的な気分になりました(-_-;)) 危うく自宅の在庫が全滅するところでしたが、急遽、いつもお世話になっている役場の職員の方々にガソリン駆動の大型発電機を貸していただいたおかげで、何とか損害を出さずに済みました。 その他にも、食料を分けてもらったり、携帯の充電をさせてもらったりと、たくさんの人に助けられっぱなしの2日間でした。 僕は在庫を守ることに精一杯で情報を

冷凍カシスの販売を始めました!ーお手軽ジャムの簡単レシピをご紹介♪ー

去年から、道南地方のこだわり食材を集めて販売している通販サイト「道南地元市場」さんにて、当園のソースが2本入ったギフトボックスと冷凍ブルーベリーを販売させていただいてたんですが、今年から、商品ラインナップに冷凍のカシスが加わりました!https://s-hokkaido.com/?mode=grp&gid=1739219 というわけで、今回の記事では、冷凍のカシスの簡単レシピを紹介してみたいと思います☆ というのも、カシスって日本ではまだまだマイナーな食べ物なんで、「いざ原料を取り寄せてもどう使えばいいのかピンとこない」っていう方、結構多いと思うんですよね。実際僕も、カシスの栽培を始めるまでは、カシス=カシスオレンジのイメージしかなかったんで、冷凍の原料を取り寄せて、自分で調理して食べるなんて、考えたこともありませんでした(笑 それと、これ、生産者あるあるなんですが、手間暇かけて生産物を作ってる分、自分が出荷してる素材へのこだわりについて語り始めると、どんどん熱がこもってきて、話が止まらなくなっちゃうことが多々あるんですよね(笑 で、いざ、「こだわって作ってるのは十分理解したけど、どうやって使えばいいの?」って聞かれると、返答に困ることがあったり(;^_^ そんなわけで、ここでは素材についての話は一切ナシにして、あくまでも使い方に的を絞って話を進めていきたいと思います。 で、先ほども書いた通り、カシスといえばリキュールのイメージが強いですが、一番オススメなのはジャム。凄く簡単に作れるし、パンだけじゃなく、色々なものに合わせられるので、使い勝手も非常に良いです。 が、いざ作るって

当園のソース2種の販売を再開しました!ーAI化が進む今、なぜ手作業にこだわるのかー

というわけで、↑写真にあるように、今回のブログ記事のテーマは「人間の手」です。(この写真は、知り合いが娘さんと一緒にウチの畑に遊びに来た際に撮ったもの。かなり気に入ってます☆) 何を隠そう、僕は人間の手が大好きな「手フェチ」です(女性の手に欲情するという意味ではありません(笑))。初めましての人とお会いする時は、必ずその人の手を見ます(怪しいヤツに思われてたりして💦)。うまく表現できませんが、手を見ると、その人の人と也やそれまでの人生の軌跡を感じ取れるような気がするんですよね。 モノを作ったり、楽器を奏でたり、道具を使いこなしたり。人間の手の動きって本当に面白いし、神秘的だなあと思います。そして、当然、ウチで栽培しているベリー類も、出面さんたちと僕とで、大切に、丁寧に、手作業で一粒ずつ収穫して、出荷しています。 ベリー類全般は欧米原産の食べ物ですが、中世時代から20世紀後半くらいまでは、手で収穫するのが当たり前でした。だけど、AI化がどんどん進んでいる今の時代、世界的に見ると、ベリー類は機械で収穫するのが当たり前になってきています。 日本のベリー栽培農家で、機械を使って収穫しているところは恐らくないと思いますが(大規模な農園だと、選別作業は機械でやっています)、ブルーベリー・カシス・ラズベリーなどのベリー類を多く栽培している海外諸国(フランス、イギリス、アメリカ、チリ、ニュージーランドなど)では、日本の何十倍も広い面積で株を栽培して、機械で一気に収穫して海外に輸出しています。 ↑カシスを収穫する最新式のトラクター。こんな感じで枝を揺らして実を落とし、中でふるいにかけて自動的に

北海道島牧村で開催されるイベント「小さな町の小さなマルシェ」に参加させていただくことに!―主催者の地域に根差した取り組みを紹介―

先日、知人とふたりで北海道島牧村に行ってきました!場所はここ↑ 瀬棚町のとなりにある人口約1500人の村です。僕の家(函館市の隣の七飯町)からは車で片道3時間くらい。北海道はめちゃくちゃ広いので、道民にとってはこれくらいの距離、なんてことありません。本州の人にはいつも驚かれますが(笑 島牧村は、ブナの森と海の間にあるのどかな村。就業人口の約3割が漁業に携わっているそうです。↑こんな感じの景色が広がっていて、とっても良い場所でした。 今回島牧村に訪れた理由は、毎年10月に道の駅の隣のユースホステルで開催されるイベント「小さな町の小さなマルシェ」の主催者・吉澤俊輔さんにご挨拶するため。函館の知人が吉澤さんに当園の話をしてくれて、吉澤さんからイベントに参加してみない?と声をかけていただき、今回、一路お会いしに伺ったという経緯です。(吉澤さんと記念撮影しようと思っていたのに、例のごとく忘れました(笑)) 吉澤さんは、奥さん・お子さんと一緒に、両親の代から40年以上続くユースホステルを営みながら暮らしています。で、何が凄いって、この吉澤さん、自分の暮らしに関わることは、何でも自分でやっちゃう人なんです。それも徹底的に。例えば、家を自分で建てたり、家具や食器を自作したり、畑で野菜を作って自家消費したり、電力を太陽光・風力発電でまかなったり。そして、何よりも驚いたのは、荒れ地を一から開墾して水田を作っちゃったという話。 ↑吉澤さんとご両親が営むユースホステル。目の前には海が広がっていて、のどかな雰囲気に癒されました。イベントはホステルの前の広場で開催されます。 「自分で食べる米くらい自分で作

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