木はダンスを踊っている -木について思うこと-

今年は例年よりも3週間くらい早く畑の作業を始めてました。いつもならこの時期はまだ雪解け水が残っているのですが、もうすっかりなくなってます。 世界中でコロナウィルスの被害が相次ぎ、連日暗いニュースが世間を覆っていますが、木々はいつだって、ポジティブなエネルギーを爆発させながら生きることを謳歌しています。だから、気分が落ち込みがちなときや体調が優れないときでも、畑に来るとみるみる活力がみなぎってくるのを感じるんです。なんてったって畑の空気はうまい! それで今の時期は何をしているのかというと、例年通り剪定作業をしています。剪定は、人間でいうところの散髪のようなもの。株全体の古い枝を落として風通しを良くし、毎年一定の収穫量を得られるようにバランスを整えます。切りすぎてもダメだし、残しすぎてもダメ。最近になってようやくちょうど良い切り方が身についてきたように感じます。 就農したての頃、仁木町の果樹農家さんの元で剪定の基本を学んでいたときは、「心のなかで木に話しかけながら切るといいよ」と言われていました。今までずっとピンとこなかったけど、最近になってその言葉の真意が分かり始めてきたような気がします。 いつだったかに見た、なんだったかの番組内で、どこだったかの有名な植木屋さんの2代目(めっちゃうろ覚えw)とムツゴロウさんこと畑正憲さんによる対談が放送されていたんですが、そこで2代目が「木はなんで生きているんでしょう?」みたいな質問を畑さんにしたときに、「木はダンスを踊るために生きているんですよ」と答えていたのがとても印象的でした。確かに、僕たち人間から見れば木々は静止しているように見えるけど

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