失敗しないブルーベリーの苗木の植え方:後編 農家が教える必要なものと手順



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それでは、ここからは植え付け(地植え)に必要なものと具体的な植え方を説明していきます。地植えではなくプランターで育てる予定の方は、それぞれのプランターに合った量の用土を用意してください。 用意するもの

2年以上生育した苗

(違う品種のものを2種類以上購入するようにしてください。受粉がうまくいきやすくなります)

(ブルーベリーには大別して3つの系統があります。北関東以北にお住まいの方は「ノーザンハイブッシュ」、それより南にお住まいの方は「サザンハイブッシュ」か「ラビットアイ」から、好みに合った品種を選びましょう。早生・晩生の品種を一緒に植えると収穫期間を長く楽しめますよ)

ピートモス ー ひとつの植え穴に対して40〜60リットル

(最近では、ホームセンターで「ブルーベリーの土」や「ブルーベリーの用土」といった名前で売られていることもあるようです。裏面の表記にピートモスの表記があれば大丈夫です)

鹿沼土 ー ひとつの植え穴に対して20リットル

マルチ ー あればあるだけ良いです

(おがくず、バークチップ、もみがら、草刈り後の草など、苗の根本に撒けるもの)

大きいスコップ

(庭仕事用の小さいスコップだと植え穴を掘ることができないので、大きいものをご用意ください)

大きめのバケツ

(用土を混ぜるために使うので、大きければ大きいほど良いです)

植える前に知っておきたいこと

ブルーベリーは低木果樹ですが、そうは言っても年数が経つと結構な大きさまで成長するので、株間(苗と苗の間の距離は)は、理想的には2m確保するのが良いです。そこまで植える場所にスペースがない場合でも、最低で1.5mくらいは確保するようにしてください。

また、ブルーベリー栽培でよくある失敗に肥料のあげすぎが挙げられます。他の果樹と違ってそれほどたくさんの肥料を好まず、むしろ量が多すぎると根が肥料やけを起こして枯れてしまうこともあるので、特に苗がまだ小さいうちはたくさんあげないように注意してくだいね。

それから前編でもご説明しましたが、ブルーベリーはとにかく水が大好きな植物。地植えした後はそれほど神経質に水やりしなくても大丈夫ですが、日照りの日が長く続いたりしたら、ホースでたっぷり水やりしてあげてください。プランターの場合は用土が乾ききらないように、頻繁に水やりをしましょう。

日当たりの良さも順調な生育には不可欠な要素。なるべく朝・昼・夕と日光の当たる場所に植えてください。半日陰の場所でも問題なく育ちますが、日当たりが良い場所の方が早く生育します。



もうひとつ、ブルーベリーを栽培する上でとても重要なのが花をむしり取る作業。「花をむしっちゃって大丈夫なの?」と思われるかもしれませんが、植えて間もないブルーベリーの苗には実をつける体力がありません。なので、春になって花が咲いたら全てむしり取って、根っこを伸ばす方にエネルギーを集中させると、後々丈夫で健康な木へと成長しやすくなります。


ちょっともったいない気もしますが、最初の2年は将来への投資と思って花をむしり取るのを忘れずに。


植え方

さて、ここからはいよいよ植え付けの手順について、順を追って説明していきます!

1.スコップを使って、幅80cm、深さ40cmくらいの大きさの植え穴を掘る

2.バケツにピートモスと鹿沼土を8:2の割合で入れて、ホースでヒタヒタになるくらい水を入れる。

(ピートモスを水をはじく性質があるため、水を多めに入れてください)

3.バケツの用土をスコップでよく混ぜ合わせる。

4.植え穴にバケツの用土を投入する。もし植え穴が埋まらなければ、掘り返した土も混ぜて、しっかり埋まるようにする。

5.ブルーベリーの根を軽く手でほぐして植え付ける。 (ブルーベリーは地中深くまで根を張らないので、浅めに植え付けてください)

6.根本にマルチを敷く。雑草防除に役立つため分量は多めが理想。 以上です! いかがだったでしょうか?

最初は用意するものが多かったり、下準備がたくさんあったりしてなかなか大変ですが、ここを乗り越えればあとはそれほど手はかからないため、是非チャレンジしてみてください。

1本植え付けるだけでも結構な労力ですが、土づくりをしっかりやって、正しい方法で植え付けると、しっかり成果が出て、将来たくさんのおいしい実を収穫することができます。



そのうち、ブルーベリー栽培の肝ともいえる剪定の方法についての記事も書いてみたいと思っています。剪定をマスターすれば、木の寿命を延ばすことができる上に、毎年の収穫量も一定量にキープできたり、実の品質も高水準に保つことができたりと、とにかく良いことづくしです。

植え付けについて疑問点などありましたら、コメント欄で気軽に質問してください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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