「第一回スローな1日」に参加してきました!ースローフードとはなんぞや?ー

August 18, 2018

函館市内の高校、遺愛高校のすぐ裏にあるカフェ「プランタール」さんにて、スローフードについて考え、語り合うイベント「第一回スローな1日」が開催されました!

 

食育イベントを企画している知り合いの方がウチの畑にいらした際に、「スローフードを広めるイベントを函館市内でやりたいんだけど、どこか良い場所ないかな?」と聞かれ、プランタールさんを紹介させていただいたのがそもそもの始まり。

 

イベントは3部構成。第一部が函館市内近郊でこだわりの食材を販売している方々が集まって対面販売を行うマルシェ。第二部が講師ふたりによるトークセッション(講師は、瀬棚の水産加工会社「マーレ旭丸」代表の西田たかおさんと、ハウレット農園創業者であるウチのオヤジ)。第三部が、生産者と消費者が一緒に美味しいものを食べながら親睦を深める交流会、という流れでした。

 

↑交流会で振る舞われた料理。地元の新鮮かつ高品質な食材を贅沢に使っているので、最高に美味でした☆彡 本当はもっとたくさんあったんですが、ワインをちょびっと飲んだだけで酔っぱらってヘロヘロになり、ほとんど写真撮れませんでした(;^ω^) 他の生産者の方々や消費者の方々とも親睦を深めることができて、充実した時間を過ごせました。

 

 

 ↑マルシェでは、地元のこだわり野菜や食品がズラリ。当園の商品も置かせていただきました。色々な生産者の方々から直接話を聞ける機会はなかなかないので、とても勉強になりました!

 

 

↑去年函館市時任町にオープンしたプランタールさん。「地産地消」や「スローフード」といったキーワードにピンとくる人は絶対行くべきお店のひとつ!

http://cafeplantar.info/

 

 

↑トークセッションの様子。来場していただいた皆様からも色々な質問や意見をもらい、みんなで一緒に、楽しくスローフードについて語り合いました!

 

 

それで、トークセッションで使うパワーポイントの準備を手伝うなかで、スローフードについての本や、ネットの情報を色々調べてみたんですが、これが凄く面白い!(気になったことはとことん調べないと気が済まないタチなんです(笑))

 

 ↑とりあえず今回読んでみたのはこの本。スローフードを世界で最初に提唱したイタリア人の社会活動家カルロ・ペトリーニの「Slow Food Revolution」。

 

僕、就農する前は、「スローフード」っていう言葉は聞いたことがあるけど何のことだかさっぱりって感じで、てっきり「食べ物はゆっくり食べた方が消化に良いからよく噛んで食べましょう」みたいなことなのかな?と思っていたんですが(笑、全然そういうわけではなく。

 

注:ここからは、新たに仕入れた知識を披露する自己満足投稿が延々と続きます(笑

 

そもそもこの概念が提唱されたのは1986年のこと。30年ちょい前だから、意外と最近なんですよね。北米で一気に広まったファストフードの波がヨーロッパにも押し寄せ、1980年代中頃、イタリアのローマにマクドナルドのヨーロッパ第一号店がオープンしたんですが、「このままアメリカの好きなようにやらせてたら、祖国の伝統的な食文化が失われてしまう!」という危惧から、上述のカルロさんをはじめとする運動家の皆さんが一致団結して、反旗を掲げたわけです。

 

そんなわけで、スローフードの歴史はだいたい分かったけど、コンセプトはどんな感じなんだろう?って思いながら本を読み進めていくと、しっかり書いてありました。コンセプトは「3つのS」→「slow(ゆっくり)、small(小さく)、sustainable(続けられる)」。これって確かに、ファストフードとは真逆のコンセプトなんですよね。ファストフードは、オペレーションを最速化して、商品を大量生産して、短いスパンででっかく儲けることを目的としていますから。(ちなみにカルロさんは本のなかでファストフードに対して結構批判的なことを書いてますが、僕はファストフード、全然嫌いじゃないです。というか、むしろ好きです(笑 そんなにしょっちゅうは食べませんが、時間がないときに手軽に食べられるのは、それはそれでありがたい一面もあるかな~と。あと、ケンタッキー創業者のカーネル・サンダースの生き様がカッコよすぎて超尊敬してるので、たまにひとりでケンタッキーに行って、「こんなに美味しいメニューを作ってくれてありがとう(人’’▽`)」と天国にいるカーネルおじさんに感謝の念を送りながらフライドチキンをありがたく食べてます(笑 (自分自身が相当変な奴だということは十分自覚してます(笑))

 

 ↑スローフードについての記事でファストフード関係の本をおススメするのも変な話ですが(笑 カーネル・サンダースの自伝のなかで一番分かりやすくて面白いのがこの本。中野明著「カーネル・サンダースの教え 人生は何度でも勝負できる!」。超おススメです!

 

 

さらにさらに、本を読み進めるうちにもっとスローフードに興味が湧いてきて、読み終えた後に、海外諸国がどんな取り組みを行っているのかググってみたんですが、一番、これ面白い!と思ったのがキューバの取り組み。

 

キューバは、1959年のキューバ革命をきっかけに社会主義国になり、以来アメリカとの国交が断絶状態に。それで、仲の良かったソ連から石油や機械を送ってもらって農産業を回していくことになったんです。が、しばらく経って、1989年にソ連が崩壊してからは、支援をほとんど受けられなくなり、従来の大規模農業を続けることが困難になりました。

 

そんでもって、ここからがキューバの面白いところ。目下の食料危機をズバッと解決するために、政策をガラッと変えて、大胆にも街のあちこちに畑を作っちゃったんです!具体的には、いらない駐車場を潰して畑に変えたり、歩道と車道の間に縦長のプランターを設置して野菜を育てたり。

 

↑こんな感じで、街と畑が一体になってるんです。

 

そんな思い切った方向転換の甲斐あって、当時40%くらいしかなかった食料自給率があっという間に100%近くまで上がったというから驚き。さらに、国を挙げて食育にも力を入れるようになり、農作物の育て方や流通市場の仕組みなども学校で積極的に教えているそう。

 

日本では、割と最近になって都市型農業が注目されるようになりましたが(ここ数年で、「ビルの屋上で畑やってます!」みたいな感じの記事をネット上でちらほら見かけるようになった気がします)、食糧自給率は相変わらず低いままだし、食育のレベルもキューバに比べるとまだまだ低いのが現状です。日本はキューバ同様に島国で、米が主食。それに両国とも、人口の半数以上が都市部数か所に密集して居住しています。似てる部分は結構あるので、見習うべき点はたくさんあるんじゃないかな~と思うんですが。

 

そんなわけで、長い与太話はこの辺で終わりにして(笑、話をグイっと「スローな1日」に戻すと、今回開催されたこういう感じのイベントって、今後物凄く重要になっていくんじゃないかなって思うんです。というのは、特に最近強く実感してるんですが、豊かな食文化が育っていかない地方都市って、否が応でも住民同士の団結力が弱まっていって、グローバル化がさらに進んでいくこれからの時代、確実に衰退していくと思うんですよね。食文化以上に、人と人とを強く結びつける力を持っている文化はないわけですから。

 

だから、田舎で作った良いものを都会の人たちに販売するのも、それはそれで凄く大事なことなんだけど(実際僕もやってますが)、「それだけだとなんか違うんだよな~」って思っちゃうわけです。やっぱり、地元で作った食材や商品の魅力を地元の人たちに積極的にアピールして、適正価格で、しかも定期的に買ってもらえる仕組みを作っていくのも同じくらい大事なことなんですよね。

 

話があちこちに飛んで長くなっちゃったので、ここらでまとめに入ります(笑 

 

結論→「今後もスローフードを広めるイベントにもっと関わっていきたいです!!ていうか関わっていきます!!」

 

↑「スローな1日」のフェイスブックのイベントページに使用している画像。見かけた際は是非チェックしてみてくださいね☆ 

 

というわけで、「スローな1日」は今後も継続的に行っていく予定とのことなので、もしご興味のある方おりましたら、まずはチラッとマルシェだけでも覗きに来ていただけると嬉しいです。(時間が合えば次回参加してみたい!という方、もしいらっしゃいましたら、是非僕のフェイスブックのメッセンジャーにメッセージをください!もしくは、当サイトの「お問い合わせ」ページからメールを送っていただいても大丈夫です。「スローな1日」第二弾のイベントページを作った際は真っ先に招待させていただきます☆ 

 

https://www.facebook.com/justin.bowmann

↑僕のフェイスブックのページのリンクです。初めましての方、フレンドリクエスト大歓迎ですのでよろしくお願いいたします。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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