北海道島牧村で開催されるイベント「小さな町の小さなマルシェ」に参加させていただくことに!―主催者の地域に根差した取り組みを紹介―


先日、知人とふたりで北海道島牧村に行ってきました!場所はここ↑ 瀬棚町のとなりにある人口約1500人の村です。僕の家(函館市の隣の七飯町)からは車で片道3時間くらい。北海道はめちゃくちゃ広いので、道民にとってはこれくらいの距離、なんてことありません。本州の人にはいつも驚かれますが(笑

島牧村は、ブナの森と海の間にあるのどかな村。就業人口の約3割が漁業に携わっているそうです。↑こんな感じの景色が広がっていて、とっても良い場所でした。

今回島牧村に訪れた理由は、毎年10月に道の駅の隣のユースホステルで開催されるイベント「小さな町の小さなマルシェ」の主催者・吉澤俊輔さんにご挨拶するため。函館の知人が吉澤さんに当園の話をしてくれて、吉澤さんからイベントに参加してみない?と声をかけていただき、今回、一路お会いしに伺ったという経緯です。(吉澤さんと記念撮影しようと思っていたのに、例のごとく忘れました(笑))

吉澤さんは、奥さん・お子さんと一緒に、両親の代から40年以上続くユースホステルを営みながら暮らしています。で、何が凄いって、この吉澤さん、自分の暮らしに関わることは、何でも自分でやっちゃう人なんです。それも徹底的に。例えば、家を自分で建てたり、家具や食器を自作したり、畑で野菜を作って自家消費したり、電力を太陽光・風力発電でまかなったり。そして、何よりも驚いたのは、荒れ地を一から開墾して水田を作っちゃったという話。

↑吉澤さんとご両親が営むユースホステル。目の前には海が広がっていて、のどかな雰囲気に癒されました。イベントはホステルの前の広場で開催されます。

「自分で食べる米くらい自分で作らなきゃ!」と思い立ち、20年以上使われていなかった土地を借りて、村の人たちと一緒に手を入れ始めたのが事の始まり。土地というと何となく平地を想像しますが、最初はアカシヤの木が50本近く生えている(!)荒れ地だったそう。まずは木を全部切って、次に根を掘り起こして、それから雑草を刈って、土を耕して、水を引いて・・・。様々な工程を経て、稲を植えられる状態にしました。

もちろん、自家消費用の米だから、機械は一切使いません。江戸時代以前のお百姓さんたちがやっていたように、全ての工程を手作業で行います。で、この工程の数がとにかく半端ないんです。(「米」という漢字を分解すると、八十八になります。これは、「お米が実るまでに八十八回も手をかけなければならない」ことに由来しているそう)。

まず行うのが種の選別。使えそうな種を大まかに選別し、次に塩水選(読みは「えんすいせん」。中身の詰まった良い種籾を選ぶための作業)を行います。それから今度は種をポットに入れて苗を育てます。

苗を育ててからの工程はざっとこんな感じ

シロカキ(田に水を入れて土を攪拌する作業)→田起こし→田植え→草取り→収穫→はさ掛け(竹の支柱に刈り取った稲を干す作業)→もみ落とし(今は機械でやりますが、当然、吉澤さんは足踏み脱穀機を使ってます)→もみ摺り(もみ殻を叩いて落とす作業)→精米

↑写真奥に見えるのが足踏み脱穀機。ちょうど僕が伺ったときはこれの修理をやってました。

吉澤さんはこの他にも、村の未来のために活動する団体を立ち上げたり、今回僕が参加させていただく、北海道のこだわりの食品・商品を集めた「小さな町の小さなマルシェ」を主催したりと、地域貢献にも力を入れています。とにかく何事に対しても研究熱心で、地域のために尽力する吉澤さん。ホント、生き様が宮沢賢治そのもの。賢治の生まれ変わりなんじゃないかって思うくらい(笑

で、一通りお話しを伺った後、手作りのパンと、パンに塗るおかず的なもの(名前が分からない(;^_^))を振る舞ってくださいました!

↑今回振る舞ってくださった料理。ナスと魚を細かく刻んで和えたペーストや、玉ねぎ・きのこ・ズッキーニなど野菜のピクルス、ビーツのスープ、それに自家製のパンなどを用意してくださいました。どれも絶品でした!

閑話休題。「小さな町の小さなマルシェ」に話を戻すと、一応名前は「マルシェ」となっていますが、朝の体操に始まり、餅つき大会、音楽ライブなど、とにかく面白そうな催し物が盛りだくさんの内容となっています。出展者も、島牧村だけでなく、札幌、江差、瀬棚、函館など、道内各方面から約20組が集まり、来場者は毎回200名を超えるとのこと。これも、吉澤さんの人柄のなせる技なんでしょうね。

↑イベントの様子。吉澤さんに許可をいただいて、フェイスブックのイベントページから何枚か写真を拝借しました。

地域の人たちが気軽に立ち寄って自由に交流できるような圃場づくりを目指している自分にとっては、ヒントになりそうな要素がたくさん詰まったイベントだと思います。今から当日が楽しみです!

というわけで、「小さな町の小さなマルシェ」は10月13日・14日の2日間にわたって開催予定とのこと。時間や場所については、フェイスブックのイベントページに詳しく記載されているので、ご興味のある方は是非アクセスしてみてください。

イベントページ↓

https://www.facebook.com/小さな町の小さなマルシェ-1627434040828800/

僕は、当日会場のどこかでひっそりと瓶詰めのソースを販売していますので、見かけたら是非声をかけてくださいね(^^♪ 明らかに、ひとりだけ背が異様に高くて、顔の掘りが深い怪しげなヤツがいたら、そいつが僕です!(笑

というわけで、今日はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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